1951-02-19 第10回国会 参議院 予算委員会 第11号
勿論徴收においては完全徴收すると同時に、支出におきましても不正要求はこれを発見しまして制限することというようなことで相当まだ改善余地がございます。以上申しましたようなことを実施いたしまして、一遍にはなかなか解消できないとしましても、何年間計画で、この解消を図るよう目下努力いたしておる次第であります。
勿論徴收においては完全徴收すると同時に、支出におきましても不正要求はこれを発見しまして制限することというようなことで相当まだ改善余地がございます。以上申しましたようなことを実施いたしまして、一遍にはなかなか解消できないとしましても、何年間計画で、この解消を図るよう目下努力いたしておる次第であります。
それからそういう意見に対して納入の歩合が悪いのだから、完全徴收の方が先だ。そうすると納入成績のいいほうはそれでは損をするというのでございます。
サービス・ガール、そういうような者の税ですが、その徴收方法を普通徴收と特別徴收とにして貰いたい、この税金は課税客体の動きが甚だしく、その把握が全く困難である現状から、これが完全徴收を期するため、雇用関係並びに雇主を特別徴收義務者として貰いたい、こういうまあ意見であります。例えば宿屋の女中さんの税金は、その雇主がこれを納めると、こういうふうにして貰いたい、こういうことであります。
まず今次改正法律案を拝見いたしまして、私ども接客業者として考えますことは、一応税率は百分の百、百分の四十、百分の二十と引下げられましたが、依然としてこの程度の引下げでは、完全徴收の不能なことと、本税の特別な性格を没却したところの、特別徴收義務者に対する不当な犯則処分であります。
大口脱税の完全徴收等については、政府も努力しているところでございますし、取引高税の廃止につきましては、政府もその方向で研究を進めておる次第でございます。その他保有米の免税等の点については、ただいまのところ困難だと存じます。以上お答え申し上げます。 —————————————
問題は如何に今日の徴税機構を活用して以て所期の成績を挙げるか、かようのことが一点、又他の一面におきましては、民主的徴税機構の運営の上に何らか民主的方策を加えて、從來の徴税の成績に、更に竿頭一歩を進める途はないか、かようの点に相成るかと撲うのでありますが、政府におきましては、この完全徴收に対しましては、今日一段の工夫をこらしておる実情でございます。
租税対策につきましては、今日最も問題になつておりますのは、本追加予算に計上いたしました自然増收の計上につきまして、これが完全徴收、この一点に帰着するかと思うのであります。
この場合におきまして、いかにして徴税の適正を期し、完全徴收を期するか、政府におきましては鋭意研究を重ねておる問題であります。時たまたま本間委員より御提案を得まして、まことに御同感にたえない次第であります。
從いまして租税收入にも影響を及ぼしますので、販賣方面の改善その他の方法によりまして、これが完全徴收に努力をいたしておる次第であります。
しかしながら、例の租税の完全徴收は、今日わが税制対策といたしまして最も重点を置くべき問題でございますので、政府は鋭意完全徴收に向つてあらゆる努力を拂いたい、かように考えておるのであります。
この食糧品が今比較的安く配給されておりますが、税の完全徴收のできないような面からいつて、この配給價格をもつと引上げまして、その代り一般大衆課税の免税點をもつと上げるとか、あるいは全然廢止するとかいうふうにして、財政面の補いをつけるような方法をおとりになるお考えがおありになるかどうか、お聽きしたいと思います。
○松尾委員 私のお尋ねしたいのは、結局税の割當をきめても完全徴收ができないので、食糧問題で國の財源を得たときは、一般大衆にも犠牲は大きくなつてくるかもわからないけれども、國の財政としては健全財政にいくことができると思うのです。この點から食糧品で大衆課税を取り、そして全部に日本再建の意欲を植えつけて、その代りに一般大衆の所得税なんというものは全然廢したらどうか。こういうわけです。